ローマ字文の分ち書きのしかた

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本稿は、1950年代に、国語審議会のローマ字調査分科審議会《分ち書き部会》がまとめた「ローマ字文の分ち書きのしかた」を転写したものである。 原文では、語例や文例はローマ字で書かれているが、ローマ字だけでは、元の語が類推しづらく、豊富な例にも係わらず、 分かち書きの規則が理解されづらいと思われる。分かち書きそのものはローマ字に限定された概念でなく、 仮名文字でも例示可能なので、原文のローマ字例を仮名に置き換えて、漢字仮名交じり文も括弧書きで付け加えた。 数件、誤植と判断した例があったので、書き換えている。 分かち書きの例に用いた仮名遣いは「ローマ字用仮名遣い」である。 原典は下記の箇所にある。

ローマ字文の分ち書きのしかた